「下剤の飲む量が多くてつらい」、「下剤の味が好みではなく、飲みづらい」といった患者様の声をよく耳にします。
当院では、こうしたご意見を反映し、下剤を豊富に取り揃えて、「患者様一人ひとりのニーズに合った下剤」をご用意しております。
下剤の選択肢を増やすことで、患者様に少しでも、安心して・ストレスなく検査を受けていただけるよう取り組んでおります。
当院で使用できる下剤の一覧
各種下剤の解説
当院で扱っている
スタンダードな下剤(3種類)と、
下剤が苦手な方のための下剤(2種類)を
それぞれ解説いたします。
スタンダードな下剤 3選
1.【サルプレップ】![]() |
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サルプレップは、2021年に日本で発売となった新しい下剤です。
サルプレップ(2日法)【モーニング大腸カメラの飲み方】はこちら サルプレップ(1日法)【午後の検査の飲み方】はこちら
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2.【モビプレップ】![]() |
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モビプレップは、現在、医療機関で最も使用されています。
モビプレップの飲み方はこちら
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3.【マグコロール】![]() |
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マグコロールは、洗浄力がモビプレップよりやや劣りますが、味がモビプレップに比べて飲みやすいという特徴があります。
マグコロールの飲み方はこちら
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下剤が苦手な方のための下剤 2選
4.【ピコプレップ】![]() |
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ピコプレップは、下剤の内服量が最も少なく、味もオレンジで非常に飲みやすい下剤です。
ピコプレップの飲み方はこちら
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そのため、ピコプレップの下剤を服用する方には、以下の2点が必要となります。
- 検査食の強化
- 下剤の強化
通常、検査食は前日からですが、ピコプレップでは3日前から検査食にしていただきます。
ピコプレップとは別で、前日に下剤を服用いただきます。
当院では「過去の下剤で吐いてしまった方・飲みきれなかった方・検査が難しかった方」や「下剤の味が苦手で内視鏡検査を遠ざけている方」以外には、推奨していません。
大腸カメラがはじめての方・下剤の味に抵抗がない方は、サルプレップの服用を推奨しています。
5.【ビジクリア】![]() |
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ビジクリアは大腸カメラの下剤のなかで、唯一、「錠剤タイプ」の下剤です。
ビジクリアの飲み方はこちら
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上記の通り、各下剤には「一長一短」があります。
患者様の持病・便通状態・下剤への抵抗感といった点を考慮して、患者様に最適な下剤を選択していきます。
下剤に関して不安なことがあれば、医師またはスタッフまでお気軽にお声がけください。
LINE公式アカウントに登録することで、チャット形式で相談することも可能です。
どうしても下剤が飲めない方へ
当院では、どうしても下剤は飲めないという方のために、下剤を飲まない大腸カメラを行うことが可能です。(自費診療になります。)
下剤を飲まない大腸カメラを行う際に、事前に腹部レントゲン・腹部エコー検査で下剤を問題なく投与できる状態であるか、腸閉塞(イレウス)を疑う所見がないかを確認します。
※下剤を飲まない大腸カメラは自費診療です。検査当日に、腹部レントゲン・腹部エコー検査も行います。
※下剤を飲まない大腸カメラは、70歳未満の方を対象としております。
当院では、すべての方に下剤注入法を推奨しているわけではありません。
実際に行うかどうかは、事前に腹部レントゲン検査、腹部エコー検査を行い、医師が判断します。
WEB予約・LINE予約では、下剤を飲まない大腸カメラのご予約は承っておりません。
下剤を飲まない大腸カメラをご希望の際には、必ずお電話にてご予約ください。
当院の大腸カメラについて
当クリニックでは、大腸カメラの全例で「鎮静剤」を使用して、しっかりと眠った状態を確認した上で、大腸カメラを行っております。
検査前に、点滴の鎮静剤(静脈麻酔)を、
患者様の年齢・体重・持病・内服薬などを考慮して、投与する薬の種類や投与量を個々に調整しています。
また、検査中に万が一、起きてしまった場合でも、鎮静剤を適宜追加していくことで、痛みのない・苦しくない内視鏡検査を追求しています。
※当院では全例、AI(人工知能)搭載した大腸カメラで、検査を行っております。
大腸カメラにかかる費用・料金
大腸カメラは保険適用で受けることができます。
人間ドックの方でポリープが見つかった際には、保険診療の料金で、ポリープ切除を受けていただくことが可能です。
下記の金額は参考料金になりますので、予めご了承ください。
詳しい金額についてはお気軽にお問い合わせください。
| 検査内容 | 3割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|
| 大腸カメラ検査 | 6,000~7,500円 | 2,000~2,500円 |
| 組織採取・生検(1箇所) | 10,000~12,500円 | 3,300~4,200円 |
| ポリープ切除(1個) | 20,000円 | 6,700円 |

当院の大腸カメラ「7つの特徴」
当院の大腸カメラ検査には、7つの特徴があります。
患者様が、「安心して・苦痛のない大腸カメラ検査」を受けられる環境の実現に取り組んでいます。
- 鎮静剤を使用した「痛み・苦しさを抑えた検査」
- 「内視鏡AI(人工知能)」を搭載した大腸カメラ
- 朝から行える「モーニング大腸カメラ」
- 日帰りでのポリープ切除が可能
- 年間 3,000件以上の内視鏡検査実績
- 胃・大腸カメラ両方の同日検査が可能 (おすすめです)
- 先端フードを使用しないことで、広い視野を実現
「どんなに小さなポリープや変化も見逃さない」
当院の大腸内視鏡検査の特徴について、1つずつ詳しく説明していきます。
1. 鎮静剤を使用した「痛み・苦しさを抑えた検査」
当院では全例に「鎮静剤」を使用して、しっかりと眠った状態を確認した上で、大腸カメラを行っております。
検査前に、点滴の鎮静剤(静脈麻酔)を、患者様の年齢・体重・持病・内服薬などを考慮して、投与する薬の種類や投与量を個々に調整しています。
また、検査中に万が一、起きてしまった場合でも、鎮静剤を適宜追加していくことで、痛み・苦しさを抑えた内視鏡検査を追求しています。

2. 「内視鏡AI(人工知能)」を搭載した大腸カメラ
当クリニックでは、内視鏡にAI(人工知能)を搭載した大腸カメラを使用しています。
また最新の内視鏡システムの導入により、大学病院レベルの高精細な画像・診断を可能としています。
AIが病変を瞬時にリアルタイムで検出することで、より確実にポリープやがんを発見でき、大腸ポリープや早期大腸がんの病変の検出を向上させます。
AIを用いた画像認識機能を用いることで、大腸がん・直腸がんをより高い精度で検出し、早期発見・早期治療が行えるように取り組んでいます。
※当院では全例、AI(人工知能)搭載した大腸カメラで、検査を行っております。
3. 早朝から行える「モーニング大腸カメラ」
当院では、早朝・午前中のモーニング大腸カメラ検査が行なえます。
そのため、その日の午後から仕事復帰することができ、家事や子供の送り迎えなどに支障をきたすことなく検査が行えます。
日中は仕事や家事で忙しい方々に、検査を受けやすい体制・環境づくりに尽力しています。

4. 日帰りでのポリープ切除が可能
当院では2センチ以内のポリープであれば、発見した時点で切除が可能です。
他院では入院治療となるポリープであっても、十分な安全を考慮したうえで切除していきます。
入院が不要で、検査と切除が同日に行えることで、患者様の金銭面での負担・時間的な負担を軽減できます。
また、「ポリープを腸の中に残すことによる不安」を抱えることなく、安心してお帰りいただけます。
ポリープの切除後に何か不安なことがあれば、当院の公式LINEアカウントよりチャット形式での相談も可能ですので、お気軽にご相談下さい。
5. 年間 3,000件以上の内視鏡検査実績
内視鏡専門医、消化器病専門医、胃腸科専門医、大腸内視鏡スクリーニング認定医を取得しており、大腸カメラの挿入・診断・治療において、数多くの検査経験があります。
過去のさまざまな経験を生かして、質の高い・安全な内視鏡検査を実施しています。
過去5年間の内視鏡件数
- 胃カメラ検査実績 10,025件
- 大腸カメラ検査実績 6,568件
- 内視鏡手術実績 12,912件
対象期間:2021年1月 〜 2025年12月
| 胃カメラ | 大腸カメラ | 内視鏡手術 | |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 1,981件 | 1,123件 | 1,541件 |
| 2022年 | 2,187件 | 1,304件 | 2,752件 |
| 2023年 | 2,202件 | 1,328件 | 2,788件 |
| 2024年 | 1,769件 | 1,305件 | 2,813件 |
| 2025年 | 1,886件 | 1,508件 | 3,018件 |
6. 胃・大腸カメラ両方の同日検査が可能(おすすめです)
胃・大腸カメラ同日検査が可能です。
同日に検査が受けられるため、検査時間を短縮でき、患者様の身体への負担、金銭面での負担、時間的な負担を軽減できます。
日々忙しく働く方々や、家事でなかなか時間を作れない方々に、安心して検査を受けて頂けるよう、そして、気軽に効率よく検査を受けて頂けるような取り組みを行っています。
7. 先端フードを使用しないことで、広い視野を実現
「どんなに小さなポリープや変化も見逃さない」
大腸カメラでは、「先端フード」とよばれるカメラの先端につけるキャップのようなものがあります。
このキャップを内視鏡に装着することで、カメラの挿入がしやすくなるというメリットがあります。
しかし、周りの視野がせまくなるというデメリットがあります。
当クリニックでは、「軸保持短縮法」という挿入方法により。腸に負担なくスムーズな挿入を行うことで、先端アタッチメントなしでの大腸カメラ検査を実現しています。
これにより、広い視野での大腸の観察が可能となり、どんなに小さなポリープや変化も見逃さず、患者様に安心を提供できるよう尽力しております。
(※出血量が多い場合は、出血部位を特定しやすくするために、あらかじめ先端アタッチメントを装着して検査を行います。)
盲腸の観察(先端フードあり)

盲腸の観察(先端フードなし)

直腸の観察(先端フードあり)

直腸の観察(先端フードなし)


大腸カメラの予約について
大腸カメラのよくある質問(FAQ)
大腸カメラの検査を検討している方・検査前の方から、よくあるお問い合わせをよくある質問 Q&Aに列挙しました。
検査の際にご参考にして下さい。
大腸カメラを全身麻酔で行うことはできますか?
大腸カメラを通常、病院・クリニックにおいて、全身麻酔下で行うことはありません。
麻酔をする場合は、静脈麻酔で点滴から鎮静剤・鎮痛剤を投与します。
当院では、鎮静剤の種類や量を患者様の年齢や体重、持病などを踏まえて調整しており、完全に眠った状態まで意識レベルを下げてから、検査を行っております。
胃カメラと大腸カメラを同日に受けることは可能でしょうか?
可能です。
当クリニックでは患者様の身体への負担、金銭面での負担、時間的な負担を少しでも軽減するため、胃・大腸カメラ同日検査を実施しております。
お気軽にご相談ください。
検査前日に牛乳を飲んでしまった、ヨーグルトを食べてしまった。 検査前日におやつを食べてしまった。
少量であれば、問題はありません。
大量に摂取してしまった場合や、気になることがあれば、当院のLINE公式アカウントよりチャット形式での相談も可能ですので、お気軽にご利用下さい。
以前、大腸カメラを実施したが、痛みが強く不十分な検査しかできなかった
大腸カメラで生じる痛みや苦しさは、体格や以前に腹部の手術歴などに左右されます。
また腸が伸びやすく、検査が困難なケースもあります。
当院では、どなたにも安心して苦痛のない大腸カメラを提供できるように、静脈麻酔での鎮静剤を使用して検査を行っております。
これまで他院で痛くて中断してしまった方も、しっかりと眠った状態で安心して検査することが可能です。
また、大腸カメラの挿入法は「軸保持短縮法」を用いることで、腸が伸びやすい方でも苦痛なく安全に挿入しています。
以前に大腸カメラでつらい経験をされた方も、お気軽にご相談下さい。
下剤はいつまで飲み続ければいいの?
腸のなかが綺麗になった状態の目安としては、
便が
・白色透明もしくは
・薄い黄色透明
の水様液(尿のような液体)です。
この状態になるまで、排便するようにしましょう。

下剤を飲んでいるが、便が出ない。便が透明にならない。
便が出ない場合や便が透明にならない場合、腸の動きを良くするために、まずは歩いたり動いてみてみましょう。
それでも効果がない場合はこまめに水分を少量ずつ摂取しましょう。
検査当日は常用薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
基本的には、内服していただいて問題ありません。
血液をサラサラにする薬を数種類、内服している場合、来院時にお申し付けください。
大腸カメラにかかる費用・料金はいくらになりますか?
大腸カメラは保険適用で受けることができ、下記の金額で検査を行えます。
(料金表は参考料金になりますので、予めご了承ください。)
また、人間ドックの方でポリープが見つかった際には、保険診療の料金で、ポリープ切除を受けていただくことが可能です。
| 検査内容 | 3割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|
| 大腸カメラ検査 | 6,000~7,500円 | 2,000~2,500円 |
| 組織採取・生検(1箇所) | 11,000~13,000円 | 4,000~5,000円 |
| ポリープ切除(1個) | 20,000円 | 7,000円 |
何歳から大腸カメラを受けられますか?
当院では、基本的には20歳以上の方は検査が可能です。
また、中学生や高校生の未成年の方でも、保護者の方が同伴して頂き、検査の説明を受けて頂いた場合は検査が可能です。
生理中や妊娠中、授乳中でも検査はできますか?
生理中や授乳中の場合は、問題なく検査できます。
妊娠中の場合は、検査で腹圧がかかってしまうため、大腸カメラ検査はできません。
下剤の飲み方を忘れてしまいました
参考文献:
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡ハンドブック 改定第2版 日本メディカルセンター










